100人の成功者と話してわかった。自分が勝てる世界で戦おう。

ライバルの少ない自分が勝てる所で戦う、ブルーオーシャン戦略。

これ、個人にも当てはまるんですよね。

 

ぼくが出会った優秀なビジネスパーソンは例外なく、勝てる分野で戦っています。

 

年齢、性別に関係なく。

 

 

***みんなと同じ道は、競争が激しい***

 

みんなと同じ=ライバルが多い。
ライバルが多いと、勝率が下がる。

 

当たり前の事なのに、意外とみんなこの罠にはまっています。

漠然と選んだ道の競争が激しく、勝てないと悩んでいます。

 

ぼくせきしんの好きなバスケを例に、具体的に考えてみましょう。

 

バスケの競技人口は570万人で、野球、サッカーの750万人に対しては有利です。

 

一方、試合に出られるのは僅か5名。

野球9人、サッカー11人の半分になってしまいます。

 

更にプロ人口は3〜400人程度で、野球、サッカーの千数百人の3分の1以下。

 

つまり、バスケでプロになって食べていく為には、

野球、サッカーより8倍厳しい競争に勝たなくてはなりません。

 

野球、サッカーでもプロになれる確率は、0.02%

その8倍の競争率とは。。普通の人は、とても勝てないでしょう

 

 

***自分が勝てる場所で戦う***

 

バスケを始める人は、「かっこよさやNBAへの憧れがきっかけで、何となく」が

大半ではないでしょうか。

 

理屈抜きで、好きだからバスケをするだけなら、何も問題ありません。

 

しかし、プロになりたいと考えた瞬間に、凄まじい競争の世界に突入します。

ほとんどの人が勝てない世界です。

 

このように、自分が選んだ道が勝てる世界なのかどうかは、とても大切です。

 

好きだからやるのか。
勝てる見込みがあるからやるのか。
その両方か。

 

自分の戦う場所とその意味を、今一度考えてみましょう。

 

読んで下さった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

 

知らないと損をする!思い込みによるミスを防ぐ方法

思い込みによるミスって、よくありますよね。

ぼくも、同姓の人へのメール誤送信など、よくやってしまいます。


「思い込みによるミス防止には、仕組み化すると効果があります」


手前味噌ですが、せきしんの部門の事例をご紹介します。

 

 

***注意喚起だけでは、限界がある***


ぼくの管理する部署では、は数年前からメール誤送信が多発しています。
送ってはいけないデータを送り、会社に損害を与える事もしばしば。


しょうもない話ですが、他部署やお客様に、

「鈴木さん」と「加藤さん」が増えた事が原因です。

同じ姓が7名、内3名が同姓同名というややこしさ。


もちろん、会社は注意喚起を繰り返すしていますが、多忙な時ほど起きてしまう。


意識レベルでの注意喚起は、ほとんど効果が無いんですよね。。

 


***仕組み化してしまえば、自然と防げる***

 


そこで、せきしんはメール送信システム自体を、変えてしまいました。


同姓の人が宛先にあるメールを送信する際は、

送信ボタンを押すと、「宛先」「CC」「BCC」が改めて表示され、

チェックしないと送信できなくしたのです。


すると、どうでしょう。


誤送信は、90%も減少しました。


チェック作業そのものは、何も変わっていません。
ただ、自動的に宛先が再表示される様に、仕組み化しただけです。


ですが、注意喚起をするだけとは比べ物にならない効果がありました。

 


この事例が表すのは、思い込みによるミスは、仕組み化で防げるということ。


ミスした人の不注意を責める前に、仕組みで解決できないか考える事を

習慣化し、定着させたいですね。

 

読んで下さった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

学びにお金はいらない。子育てから学ぶ部下育成

ぼくは毎月、トレーニングに通っています。

トレーナーさんは、体操の元オリンピック代表。

今は幼児~小学生を中心に基礎的な体とメンタル作りを教えている方です。

 

トレーナーさん曰く、「指導者が先回りしすぎると、育たない。」

 

はて、どういう事かいな・・・?

 

***体験が内発的動機付けに繋がる***

 

トレーナーさんは、30年に渡る指導者としてのキャリアの中で、

口を出し過ぎた生徒ほど、明らかにタフさに欠けるという結果を得たそうです。

 

明らかに間違っていたり、要領を得ないとつい口を出してしまう。

そうするとその時は直るのですが、すぐに同じミスを起こしてしまうそそうです。

 

上手く行かなくて、失敗する。
周りだけ出来て、悔しい思いをする。

 

こういう体験をしないと、自らが何とかしようと思わない。

自分で動きだすまで、本人も周囲も、じっと我慢する。

 

周りが口を出すだと、どんどんチャレンジしない子供になってしまうそうです。

 

***会社でも同じ事が起きている***

 

会社でも全く同じ事が起きています。

 

こうしろ!違う!やり直せ!

 

言い方の強弱はあれど、基本的に先回りの口出しがメイン。

結果を問わず、実際にやらせてあげる事はほとんど無いのではないでしょうか。

 

しかし、ほとんどの場合、上司や先輩は、部下が責任を取らされない様に、

会社に損害を与えない様にという親心で指導していると思います。

 

それが部下の成長を阻害するとは、何たる皮肉か。。


恐らく、上司や先輩は、部下がミスしない様に指導するのではなく、

たとえ損害や信頼の損失が生じても、それをを取り戻す事に対して責任を

負うべきなのでしょう。

 

先回りして損害を回避した方が簡単です。

ですが、それでは部下は育たないのです。

 

ぼくも、会社に損害を与えさせない事が、上司の責任と考えていました。

でも、それは楽な道に逃げているんですよね。。

 

すぐに考え方は変えられませんが、少しずつ腹落ちさせていきたいです。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

 

学びにお金はいらない。風邪を引いた人気カフェのオーナーから学ぶ顧客との向き合い方

 

 

ぼくは毎週末、ある人気カフェに通ってコーヒーを飲むのを楽しみにしています。

かれこれもう、10年近くになるでしょうか。

 

今朝もいつも通り、お店に伺ったのですが入口に何やら貼り紙が。

 

「店主が風邪を引きました。インフルエンザかもしれません。

 それでもご了解頂ける方だけ、ご入店ください。」

 

ぼくは、迷わず入店しました。

 

 

***普通は任せるか、閉店する***

 

もしオーナーが風邪を引いた場合、通常はどうするのでしょうか。

恐らく、他のスタッフに店を任せるか、回復するまで閉店するかのどちらかでしょう。

 

このカフェにはオーナーの他に2名のスタッフがいます。

2名ともバリスタとしての腕前も客あしらいも、オーナーに引けを取りません。

数日なら、スタッフだけで店を回す事も、十分可能でしょう。

 

 

また、飲食業は風評リスクが極めて高い業種の1つです。

「インフルエンザが広がる店」というレッテルは怖い。

 

固定客も多く、数日の閉店で経営が立ちいかなくなる店ではありません。

思い切って休むことも選択肢に入るはずです。

 

しかし、オーナーはどちらの道も選らばなかった。

 

 

***優れた経営者は、押し付けない***

 

オーナーは、よく分かっているのです。

 

オーナーとの会話や、オーナーが淹れるコーヒーだからこそ、

来店されているお客様がいる事を。

 

だけどお客様にリスクは負わせられないから、情報は開示する。

 

その上でどうするかは、お客様自身の判断にゆだねる。

決して、自分の考える顧客満足は、押し付けない。

 

 

実際、来店客は、大半が入店され、幼いお子様連れやご高齢の方は、

入店されないと、ご自身で判断されていました。

 

誰もが、残念がりながらも納得の表情だったのが、印象的でした。

 

彼らはきっと、再び来店するでしょう。

 

何気ない日常の風景ですが、この店の人気店たるゆえんを知った気がしました。

ぼくがオーナーの立場だったら、同じ事ができるだろうか。

 

みなさんは、いかがですか。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

 

歴史は繰り返す。時事ネタ「4年後にデジタル教科書導入へ」

このニュースを、みなさんはどう思われますか?

4年後めどにデジタル教科書 導入へ NHKニュース

 

ぼくは、「歴史は繰り返すなぁ」と思いました。

 

なぜなら、10数年前にノートPCで同じ議論がされていたからです。

現在、ノートPCは紙の教科書に取って代わったでしょうか?

 

・・・代わっていないですよね。。

 

 

***課題は解決したのか***

 

なぜ、ノートPCの教科書への代用は進まなかったのでしょうか。

ぼくは、3つの課題があったと考えています。

 

 1.端末導入コストが高い

 2.導入メリットがあいまいで、推進力が弱い

 3.教える側が使いこなせない

 

これらが解決できなかったのでは、ないでしょうか。

では現在、この課題は解決している?

 

・・・ぼくの考えでは、解決しそうなのは①端末導入コストのみ。

 

正直言って、ぜんぜんダメだと、思います。

 

まず、②導入メリットは、ノートPCの頃から何も変わっていない。

ノートPCとタブレットの教科書使用における違いは、持ち運びの便利さ程度?

 

それだけで一度は普及しなかった紙からデジタルへの流れが加速されるとは、

とうてい考えられません。

 

その程度では、紙の教科書に携わる業界人が徹底的に阻むでしょう。

 彼らにも生活がかかっていますからね。

 

 

③教える側が使いこなせるか?も、正直って疑問が残ります。

 

確かに、スマホタブレットは普及しました。

でも、それがイコール教職員がタブレットを使って効果的に教える事が

できると解釈する事は、難しいと思います。

 

とすると、ノートPCの頃から何も変わっていなくない?という話になります。

つまり、今回も掛け声倒れに終わる可能性が高いのです。

 

ああ、やっぱり歴史は繰り返すのね。

とても過去の失敗を踏まえた施策には、見えません。。

 

歴史を学ぶ意義はこんな処からも見いだせるのだと、しみじみ思うのであります。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

100人の経営者と話して分かった!即レスは、成功者への第一歩

ぼくは仕事柄、年間100人超の経営者と会っています。

その中でも成功している経営者には、共通した特徴があります。

 

それは、「とにかくレスポンスが早い」ということ。

 

Yesでも、Noでも、とにかくすぐに、何かしらのレスがあります。

不思議な事に、多忙な人ほどレスが早い傾向にあるのです。

 

 

**人間は分からない事が不安な生き物**

 

脳科学では、人は分からないと不安を感じる。

結果、強いストレスを受けると言われています。

 

仕事では例えば、資料確認や、不明点の質問、確認の依頼をしたとき。

プライベートでは例えば、飲み会の日程調整をしているとき。

 

相手から返事がないので予定が立たず、途方にくれる事はありませんか。

 

ぼくは、反応がなくてイライラする事がしょっちゅうあります。

Noの回答の方が、ダメージが少ない事もしばしば。。

 

 

MBAスクールでも、分からないこと=不確実性と定義されています。

不確実性を如何にしてマネジメントするかを、重要な課題として取り扱います。

 

それくらい分からない事はビジネスでも、プライベートでも、

負の影響が大きいのです。

 

 

***一流経営者は、とにかく即レス***

 

現実に「相手から返事がなくてわからない」という状況は日々あります

 

そんな中での即レスは、砂漠の中でオアシスを見つけた様な気持ちになります。

しかもそれが、いつも多忙な経営者からのレスなのですから、なおさらです。

 

 

彼らは忙しさとは関係なく、本当に即レスなのです。

 

決定権者で、判断が早いという要因はあるでしょう。

しかし、即レスそのものを重要視している事が強く寄与しているのでしょう。

  

「メールを見たけどすぐに判断できないので、今夜TELさせて」

 

「出張中なので、明日15時の帰社後、確認してまた連絡します」 など。

 

質問の最終回答はもらえていませんが、メッセージが伝わっていること、

次にどうしようとしているのかが分かるので、安心感があります。

 

 

最終的にその小さな安心感の積み重ねが、個人や会社の信用へと昇華しています。

 

 

即レスするだけなら、ぼくにも出来そうです。

早速今から、試してみようかな。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん

学びにお金はいらない。病院はコミュニケーション事例の宝庫!

日常生活は、学びの宝庫。


 意識を少しだけ変えれば、つまらない時間が、とてもエキサイティングに!

今日は家族の付き添いで訪れた、病院の事例です。

 


***分かりやすさが大事***

ふと気が付くと、3つある受付のうち、1つだけやたらと回転が早い。

注意してみると、回転の早い受付は、相手をよく見て、合わせているのです。


話す速さは相手に合わせて。
お年寄りにはゆっくりと、若い人にはハキハキと。耳が遠い方には、大きい声で。

特にすごいのが、言葉選び。

お年寄りには、専門用語と横文字を絶対に使わないのです。

同意書にサインして➡検査をして良ければ、この紙にお名前を書いてね

紹介状をお持ちですか➡いつも診てもらっているお医者さんからのお手紙はある?

バリウム➡胃腸に悪い所がないか調べるお薬

すごく分かりやすい。聞き直さなくてよいので、患者さんもご機嫌です。

単語が伝わる相手には、普通にバリウムとか使っています。

つまり、相手に合わせて同じ言葉を使い分けているのです。

 


***伝わってはじめて達する***


病院の受付に求められるコミュニケーションの目的は、相手が動いてくれること。


診察という相手のニーズを満たすために必要な事何なのか、

相手に伝わってはじめて相手は動いてくれる。


ここでは言葉の正しさは重要じゃない。

相手に意味が伝わるかどうかが、ポイントなんだ。


ぼくらは無意識に、自分が使い慣れた言葉で話しています。

相手が理解できるかどうかで言葉を選ぶ事は、あまりないのではないでしょうか。


意味に重きをおけば、相手は理解しやすく、流れがスムーズになり、自分もストレスが少なくなる。まさに、WinーWinだ。

とても勉強になりました。学びに、お金はいらないなぁ。

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば。

 

せきしん