知らないと損をする!OB/OG訪問の鉄則 基礎編(2/4)
OB/OG訪問の鉄則、基礎編 第2弾。
「個人の価値観により異なる質問は、無意味」です。
具体的には、以下の様な質問を指します。
「仕事にやりがいは、ありますか」
「成長できますか」
心当たりのある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。。
***定義は、人それぞれ***
これらの質問は、なぜNGなのでしょうか。
2つ理由があります。
1つ目は、「そもそも、人により定義が異なるから」。
2つ目は、「担当業務によって、異なるから。」
前者は、言葉通りです。
とにかくたくさんの仕事を素早く仕上げる事がやりがいの人もいれば、
じっくりと一つの事を深く考える事がやりがいの人もいます。
1年に3億円の売上をあげられたら成長したと考える人もいれば、
10億円の売上でないと、成長したと思えない人もいます。
つまり、十人十色なのです。
やりがいは自分自身で定義するもの。
他人のやりがいが自分に当てはまるとは、限りません。
相手を知るために相手のやりがいを聞くなら、意味があります。
ですが、その会社を知るために、相手のやりがいを聞いても・・・
全く、参考になりません。
この点を誤解している人が、たくさんいらっしゃいます。
***担当業務によっても変わってしまう***
加えて、担当業務によってもやりがいや成長の定義は変わります。
例えば、同じお菓子の営業でも、相手が部長なのか、担当者なのかによって、
やりがいも成長も、全く異なる回答が返ってきます。
また、同じ担当者同士であっても、 チョコの担当者と、 ポテチの担当者は、
全く異なる考えを持っていても、おかしくありません。
これも、「チョコの営業担当者のやりがいや成長」が聞きたいのでなければ、
意味のない質問になります。
まとめると、「やりがい」や「成長」に関する質問は、ほとんど無意味。
どちらも他人から与えられるのではなく、自分で設定すべきものだからです。
その人の生き方そのものを学ぶのであれば参考になりますが、
会社事を知るための質問としては、不適切なのです。
この点を勘違いしている就活生が、非常に多いです。
第1弾でも書きましたが、「なぜ聞きたいのか」という問題意識を持ちましょう。
読んで下さった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん