学びにお金はいらない。病院はコミュニケーション事例の宝庫!

日常生活は、学びの宝庫。


 意識を少しだけ変えれば、つまらない時間が、とてもエキサイティングに!

今日は家族の付き添いで訪れた、病院の事例です。

 


***分かりやすさが大事***

ふと気が付くと、3つある受付のうち、1つだけやたらと回転が早い。

注意してみると、回転の早い受付は、相手をよく見て、合わせているのです。


話す速さは相手に合わせて。
お年寄りにはゆっくりと、若い人にはハキハキと。耳が遠い方には、大きい声で。

特にすごいのが、言葉選び。

お年寄りには、専門用語と横文字を絶対に使わないのです。

同意書にサインして➡検査をして良ければ、この紙にお名前を書いてね

紹介状をお持ちですか➡いつも診てもらっているお医者さんからのお手紙はある?

バリウム➡胃腸に悪い所がないか調べるお薬

すごく分かりやすい。聞き直さなくてよいので、患者さんもご機嫌です。

単語が伝わる相手には、普通にバリウムとか使っています。

つまり、相手に合わせて同じ言葉を使い分けているのです。

 


***伝わってはじめて達する***


病院の受付に求められるコミュニケーションの目的は、相手が動いてくれること。


診察という相手のニーズを満たすために必要な事何なのか、

相手に伝わってはじめて相手は動いてくれる。


ここでは言葉の正しさは重要じゃない。

相手に意味が伝わるかどうかが、ポイントなんだ。


ぼくらは無意識に、自分が使い慣れた言葉で話しています。

相手が理解できるかどうかで言葉を選ぶ事は、あまりないのではないでしょうか。


意味に重きをおけば、相手は理解しやすく、流れがスムーズになり、自分もストレスが少なくなる。まさに、WinーWinだ。

とても勉強になりました。学びに、お金はいらないなぁ。

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば。

 

せきしん