知らないと損をする!OB/OG訪問の鉄則 基礎編(4/4)
OB/OG訪問の鉄則、第4弾。
「OB/OGの話は、会社のいち側面だけである事を知る」です。
これも、とっても大事な心構えです。
***企業文化は、部署毎に異なる***
職場の文化や風土は、部署毎に全く異なります。
社会人にならないと、気が付きにくいのですが。。
例えるなら、こんな感じです。
会社全体の文化 → 日本人ぽい、中国人ぽいなど国民性レベルの緩やかな統一性。
部署毎の文化 → 大阪人、九州男児など、国民性より強いがまだ緩やかな統一性。
OB/OG → ある部署にいるいち個人。例. 大阪府大阪市在住のAさん。
つまり、OB/OGGは、ある部署のいち個人として、語っているに過ぎません。
ですから、その話を持って、会社全体の印象と取るのは、拡大解釈です。
上の例でいえば、大阪市在住のAさんの話が、日本全体を表している様なもの。
実生活では、誰もそんな風に考えませんよね。
なお、大企業では特に注意が必要です。
扱っている製品・サービスが全く違う場合があり、
もはや、国が違う?って位、文化が異なる場合があるからです。
例えば、日立さん。
日立さんの中の家電事業と、 建設等のインフラ事業では、やっている事も、
求められる事も、文化も、何もかも異なります。
ちょっと極端な例ですが、イメージを掴んで頂けるでしょうか。
***ポジショントークに注意する***
加えて、全く同じ環境下でも、感じ方は人それぞれという事実があります。
例えば、あなたのゼミの同級生。
同じ環境にいるけれど、同じ出来事を同じようには解釈しないでしょう。
OB/OGも同様で、あくまでもその人の価値観から見た世界を語っているだけ。
いわゆる、ポジショントーク。
その偏った情報だけで自分の将来を判断するのは、とても危険です。
従って、以下2つを実践しましょう。
1.自分がどうしたいのかという基準が必ず持つこと
2.情報に客観性を持たせる為に、1社で複数の立場、仕事の人と面談し、
多角的な情報を取ること。
これだけで、入社後のミスマッチは、かなり減るはずです。
言われると当たり前なのですが、意外とみなさん、実施されていないのです。。
今一度、考えてみてください。
読んで下さった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん