知らないと損をする!OB/OG訪問の鉄則 基礎編(3/4)

OB/OG訪問の鉄則、第3弾。


「具体的な収入は、聞かない」です。


具体的には、以下の様な質問を指します。

 

「ぶっちゃけ、いくらもらってるんですか」

 

聞きたいのは分かるんですけどね。。

ぼくも学生時代、知りたかったし。笑

 

 

***収入も、考え方も人それぞれ***

 

この質問は、なぜNGなのでしょうか。

 

2つ理由があります。

 

1つ目は、「同じ会社でも、収入は十人十色だから」

2つ目は、「人によって十分な収入の基準が異なるから」

 

前者は、もう、言葉通りです。

 

社会人になれば分かりますが、同じ会社でも様々な要素で収入に差がつきます。

年齢、役職、成果、特殊スキル有無、残業時間、休日出勤 etc

 

これまた、十人十色なんですね。

仮にあなたが入社したとして、OB/OGと同じ部署に配属され、

同じ仕事を、同じ条件下で担当するなんて事は、まず間違いなく起きません。
ましてや、相手と同じスピードで昇格し、同じ成果を上げるなんて、あり得ない。


そう考えると、その人個人の収入を知る必要性がないと思いませんか。

 

企業の一般的な給与水準が知りたいのであれば、

会社四季報やYahooファイナンス等で調べれば、十分でしょう。


外資金融など、収入を明らかにする事を厭わない場合は別ですが、

基本的に特殊と考えるべきです。


この点は、押さえてほしいですね。

 

 

***欲しい収入の基準も、人それぞれ***


より根本的な問題は、欲しい収入の基準も人それぞれ異なるという点です。


収入を知りたい欲求の根源は、自分が満足する生活が送れるかどうかのはず。

でも、どの程度の収入があれば満足できるかは、人によって異なりますよね。

 

それに、実際にその会社に勤めて、生活を営んでいる人が存在する以上、
生活できない様な水準である事は、有りえません。

 

とすると、自分なりの基準がない状態でいくら相手の収入を聞いても、

何ら意味はない事に気が付きませんか。

 

自分の基準が明確で、そこに到達するか知りたい場合もあるかもしれません。

その場合も、個人ごとに大きく収入が異なる点を踏まえると、

やはり相手個人の収入は参考にならない事になります。

 

四季報などの公式情報でも足りない場合は、

相手の身なりや時計などで、判断しましょう。

 

繰り返しますが、収入についても自分なりの基準を持つ事が第一歩ですよ。


読んで下さった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん