【時事ネタ】トヨタ、4月からカンパニー制組織に移行
出たー!無限ループ。
能別組織→マトリクス組織(カンパニー制)の行ったり来たり。
ぼくの会社でも、しょっちゅう行ったり来たります。
んで、このニュースを見て最初に思った印象は。。
「少なくとも、半年は業務が止まるな」
***実務は、1人1人の人間が動かしている***
実務の現場は本当に迷惑するんですよ、こういう話。
規模の経済だとか、経営戦略上のメリットは分かります。
だけど、実務は1人1人の人間が動かしている事を、忘れないでほしい。
当たり前だけど、組織が変わると1人1人の担当業務や、意思決定者が変わります。
そうすると、従来の組織を前提に作られてきた阿吽の呼吸、つまり、
「A部長は、こういう説明が好み」とか、「Bさんがこういう時はOK」とか、
そういう文化が全部変わってしまうんですよね。
自動車業界の様に、仕入先と自動車会社のすり合わせが前提になっている世界では、
組織変更による影響が、殊の外大きい。
ましてやト○タの様に、世界最大級、且つ業界の盟主たる企業の組織変更の影響は
業界全体に波及するといっても過言ではないです。
記事を見ても、サプライヤーや顧客に対する記述はほとんど見られない。
サプライチェーン全体を見てくれているのだろうか、疑問が残ります。
マッキンゼーの7Sでも言われるように、ハード(戦略や組織)だけ変えても、
ソフト(社員)が変わらなければ、対応できないのです、実際。
現在の機能別組織になったのが、2~3年前。
業界変化のスピードに適合できていると言えなくもないけど。。
社員は本当についてこれてるのだろうか。
経営陣は、それに気が付いているのだろうか。
今後の動向に、注目です。
読んで下さった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん
就活生必見!知らないと損をする就職説明会の裏話(4/4)
よく見かけませんか。
説明会の風物詩、説明会に参加した社員とやたら仲良くなろうとする人たち。
ぼくは、無意味だと思ってます。
仮に純粋な友人関係を築くとしても、説明会は適切な場ではないでしょう。
***説明会の社員はキーマンではない***
ぼくが無意味と考える理由は、至ってシンプルです。
説明会に参加している社員は、キーマンではない可能性が高いからです。
下手したら、社員ですらない場合もあります。
せきしんが企業側として参加した時の事。
説明会要員として派遣社員が雇われている企業さんが結構ありました。。(爆)
説明会に参加している社員は、人事の下っ端からせいぜい課長クラス。
一般参加社員は、説明会に参加する時間が割ける担当者レベルの場合が多いです。
一方、採用は企業にとって最重要決定事項の一つなので、
決裁は最低でも人事部長、大体役員クラスです。
つまり、説明会に来ている社員には採用に関する最終決定権がないのです。
***経営幹部が出ている場合は別***
たまに、人気企業でも経営幹部が出席する気合いの入った説明会があります。
この場合は、チャンス!普段会えない人の話が聞けるだけでも、参加価値あり。
積極的に参加しましょう。
もちろん、ホームページ等の公開情報でイメージの湧かない所を聞けるなど、
説明会参加社員と仲良くするメリットが存在しないとはいいません。
彼らに決定権が無い事を分かった上で、コミュニケーションする事が大事です。
要するに、下心は捨てましょう。笑
相手が意思決定権者かどうかを見極める事は、重要な社会人スキルです。
この意識を持って就活に望むと、より楽しくより有意義になりますよ!
読んでくださった方、ありがとうございます。
↓よければ合わせてどうぞ。説明会の真実その1~3です。
http://seki-shin.hatenadiary.jp/entry/2016/03/02/073111
http://seki-shin.hatenadiary.jp/entry/2016/03/02/074141
http://seki-shin.hatenadiary.jp/entry/2016/03/03/072248
せきしん
就活生必見!知らないと損をする就職説明会の裏話(3/4)
先に書いた通り、せきしんは中小企業を除き、説明会は不要が持論です。
しかし、説明会参加が必須の例外があります。
「説明会参加が、次の選考に進む切符となっている場合」です。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、要注意です。
参加必須を表明する企業はほぼ無く、後から気が付く事が多いからです。
***エントリー数が多すぎる***
ネットや携帯端末の普及により、就活はとても便利になりましたね。
学生、企業の双方に門戸が広がるというメリットをもたらす一方で、
人気企業にエントリーが集中するという弊害も生みました。
手書きで履歴書やエントリーシートを書いていた時代よりも簡単になったので、
今では記念受験をする学生すら存在します。迷ったら、とりあえずエントリーする
という人も、多いのではないでしょうか。
結果、就職人気上位の企業には、毎年何万人ものエントリーがあります。
募集は多くて数百名ですので、明らかに需給バランスを欠いています。
***説明会は簡単で効果的なふるい***
企業側からすると、エントリーが多すぎて正直いってさばけない。
しかし、エントリー段階ではどの学生が優秀か判断できない上に、
乱暴な足切りをして企業イメージを損ないたくない。
そこで、説明会参加を裏の選考条件にする企業が現れました。
説明会参加には、移動時間等の手間や、交通費がかかります。
少なくとも、「取り敢えずエントリーしてみました」た程度の人は、
参加しない可能性が高い。つまり、自然とふるいにかけられるのです。
この罠に気付くには、先輩の情報が参考になります。
ネットでもリアルでも、どちらでもOKです。
その企業の内定を取った人に聞けば、必須かどうか判断できるケースが多い。
また、企業側が見たいのは、「自社に対する本気度」です。
自社単独で開催する説明会は、影のあしきりの可能性を疑いましょう。
複数企業が参加する合同説明会では、自分が本命なのか判断できないからです。
気になった方は、1度、調べてみてはいかがでしょうか。
読んでくださった方、ありがとうございます。
↓こちらもどうぞ。説明会の真実その1と、その2です。
http://seki-shin.hatenadiary.jp/entry/2016/03/02/073111
http://seki-shin.hatenadiary.jp/entry/2016/03/02/074141
はいじゃらば!
せきしん
【時事ネタ】無人コンビニ、お客さんのスマホが店員代わりに。
うわー、未来が来た!!
ロボットやAIに人間の仕事が奪われるという話の1つ。
無人のコンビニ、お客さんのスマホが店員代わりに : ギズモード・ジャパン
北欧はガラケー主流の頃から携帯端末決済が主流でしたので、納得感ありです。
日本も、携帯普及率の高さ、治安の良さ、安価な労働力不足の観点から、
急速に普及する可能性が高いと読みます。
居酒屋での酔った客のさばきなど、臨機応変さが求められる場所は別ですが、
スーパーや書店など、この仕組みがはまりそうな場所はたくさんありますね。
これから単純な労働市場は、だんだんロボットやAIに置き換わっていくでしょう。
「自分の付加価値は何か」を真剣に考えないと食べていけない時代が来ます。
しっかり準備していきましょう!
読んで下さった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん
就活生必見!知らないと損をする就職説明会の裏話(2/4)
先ほど、会社説明会は無意味という記事を書きました。
但し、中小企業については、説明会がとても有意義です。
理由は2つあります。
- 社長や経営幹部自らが出席しているから
- そもそも、説明会に参加しないと知らない会社がたくさんあるから
***中小企業の社長はアツい!***
社長や経営幹部が説明会に参加している事が、大手企業との最大の違いです。
中小企業のにとって人材獲得は最重要課題の1つですから、力の入れ方が違います。
みなさんが想像される以上に、人材確保が難しいのです。
ですから、説明会で社長自ら数時間かけて1人の学生と話す事も、珍しくありません。
また、中小企業の社長は、非常に優秀で、人間的魅力に溢れた方が多いです。
それも当たり前で、競争の激しい時代に生き残っている会社を経営しているのです。
大企業の並みの部長クラスとは、くぐり抜けた修羅場の数が違います。
こういった方と一対一で話せるだけでメリットがありますし、会社が小さいので社長の人柄や印象がそのまま社風を表している事も多い。
もし、魅力を感じたなら、大企業よりも、ミスマッチする確率は低いでしょう。
***魅力ある中小企業は探しにくい***
これもシンプルで、説明会に行かないと、知らない会社がたくさんあるんですよね。
中小企業はホームページに力を入れてない会社も多く、口コミも少ない。
だから、自力で優良な中小企業を探すのは、至難の業です。
説明会であれば、知らなくても雰囲気がよければ気軽に立ち寄る事ができます。
リサーチする労力、ヒット確率の双方から、説明会参加のメリットがあります。
大企業は説明会に行かなくても知っているので、この点は大きく異なりますね。
どうでしょう、ちょっと楽しくなりませんか。
説明会をきっかけに中小企業にも目を向けてみると、世界が広がるかもしれません。
読んでくださった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん
就活生必見!知らないと損をする就職説明会の裏話(1/4)
今年も就職活動がスタートしましたね!
今日も、たくさんの方が説明会に参加されるのでしょう。
・・・しかし、ぼくは、「会社説明会には、ほとんど意味がない」が、持論です。
理由は至ってシンプル。
実際に働く職場の雰囲気とは、かけ離れているからです。
盛り上がった気持ちに水を差して、申し訳ないのですが。。
***会社だって自分をよく見せたい***
え?会社の事が、よく分かるのが説明会の売りでしょ?と言われそうです。
たしかに、ネット閲覧のみよりは、イメージが湧くでしょう。
でも、逆に言えばその程度でしかないのです。
自分の立場に立って考えると、至ってシンプルです。
不特定多数の人が、自分に会いに来る。しかも、将来、仲間になるかも知れない。
もし皆さんだったら、どうします?
嘘にならない範囲で、少しでも自分をよく見せようとしませんか?
ぼくなら、良く見える努力をします。
美容院に行ったり、勝負服を着たり。
気になる相手との初めてのデートを、想像しましょう。笑
***説明会は、ミスマッチの温床の1つ***
つまり、説明会では「会社は見られたい姿にコーディネートされている」のです。
そのために、見栄えのする社員が選ばれ、耳障りのいいトークが展開されます。
質疑応答も、当たり障りのない議論に終始します。
結果、実際の職場の雰囲気とは、かけ離れてしまうのです。
企業側は、不特定多数を相手にする以上は特定のレッテルが張られ、
せっかく集まった方が絞り込まれてしまうのを避けたい。
やおら、八方美人な対応に終始してしまいがちです。
みなさんに会社の事を良く知るという目的があるように、会社にもなるべくいいイメージを与えて、エントリー数を多くするという、目的があるのです。
こうして、飾り付け満載の会社説明がなされます。
そして、それを丸ごと受け取ってしまう方がいる。
ぼくはこれが、問題視されている入社後のミスマッチの原因の1つだと考えています。
もちろん、すべての企業が実態とかけ離れているわけではありません。
ただし、「説明会の会社は着飾っている」ことを理解して参加しないと、
意味がないどころが、毒になる可能性すらあるのが真実です。
みなさんの貴重なお時間です、よく考えて参加する事をおススメします。
読んでくださった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん
【時事ネタ】クルマ乗り換え放題の時代が、やってくる?
これは興味深い一手!
ユーザー、供給者側の双方の目線から、学べる事がたくさんありますね。
常識を疑ってみるメリットを感じさせてくれるニュースです。
***ユーザー目線***
定期的にいろいろなモデルに乗り換えたい、クルマを趣味とする人には朗報かも。
カーシェアリングは自分のものにはならないし、すぐに乗りたい時に、必ず使える
とは限らないデメリットがありますから、潜在ニーズは高いのでは。
懸念点は、「利用権」という見えない権利に対し支払えるのかどうか。
新車の購入・保有と同額とはいえ、手元にあれば我慢できても、
権利だけだと 支払えなくなる人が、相当数いそうなイメージ。
手元に物がないと、同じ金額でも高く感じませんか。
価格と選べる車のバリエーションが、勝負ですね。
***供給者目線***
自動車保有者という、誰もが成熟していると考えている市場から、
新たなニーズを引き出している点が、素晴らしい!
イノベーションって天才的な閃きではなく、「あったら便利だよね」が形になったものとよく言われますが、まさにそれを体現した事例。
言うのは簡単ですが、なかなか実現できない事です。
日々の業務やニュースに触れ、成功イメージを積み重ねていく事が大事ですね。
もちろん、全員が使うサービスではありません。
ですが、こういうサービスがあるのも面白いと思います。
どういった価格になるのか、サービス全貌に期待したいところ。
要ウォッチですね。
読んで下さった方、ありがとうございます。
はいじゃらば!
せきしん