年間1000件の会議に出て分かった、仕事が出来ない人が多用するNGワード3選

大手企業の経営企画という仕事柄、毎日5~6件の会議に出席します。

その中で、とにかくよく見かける言葉たち。

 

「検討する」、「調整する」、「対応する」

でも、この言葉が多用される会議は、90%以上失敗します。残念ながら。。

 

*****思考停止ワードというワナ*****

 

「○○の方向で、検討します。」

「○○と、調整済み」

「○○で、粛々と対応します。」

 

まてまてまて。。

何時までに、誰が、何をして、具体的にどうなれば、OKなの?

この質問に応えられる人が、少ない。

本当に、驚くほど。

 

試しに、近くにある会議資料を手にとって見てください。

ありませんか、検討する。調整する。対応する。。それも、たくさん。

 

この言葉が使われた時、進捗をフォローすると、だいたい何も進んでいないか、

不十分なアクションにとどまっている。

 

ありませんか、こういうケース。

これ、NGワードの時点で思考停止してしまっていた証。

 

このワードの怖さは、ぱっと見では仕事が進んでいる様に見える事。

特に、答えの見つけにくい、複雑で難しい課題こそ、無意識でこの言葉に

逃げ込んでしまいがちに、見受けられます。
 

比較的優秀な人が多い大手企業でも、こんな感じなのです。

日本全国で見たら、毎日どれだけ使われているんだろう、このNGワード。。

 

 

*****思考停止ワード撃退は、基本のきから*****

 

そこで、これらのワードを見たら、いつ、だれが、何を、どうやってと質問する。

もちろん、自らにも、問いましょう。

 

「who」誰が

「when」いつ

「what」何を

「How」どのように

「where」どこに行ったら(=どうなっていたら)

これだけで、だいぶ思考停止を防げます。

事実、ぼくの関わる会議では必ず5W1Hを問うています。

また、決裁する立場の時はは、5W1Hが踏まえられていない資料は受理しません。

 

結果、実行されていないというケースは、半分以下になりました。

 

誰が何時までにどうやってが明確だから、当事者意識が芽生えるのでしょう。

だいたい、途中でやばいっす!と部下や関係者が相談に来てくれます。

自分も、やばかったら相談します。笑

意識するだけで効果が得られるので、みなさん、ぜひ試してみてはいかがですか。

やっぱり、基本が大事だよねというお話でした。

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

はいじゃらば!

 

せきしん